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型枠ブロックを使って土留め造成ができるまでを解説します。230213Sa

この記事についているタグ:営業佐藤です
こんばんは。アナログ・ヒゲおやじ・佐藤 です。
雪が降ったかと思えば、汗ばむ様な陽気になったりと
身体が付いていけなくなりそうな今日この頃ですが、皆様お元気ですか?
新型コロナに関する感染症対策も緩和される方向にある様ですが
本当に大丈夫なのでしょうかねぇ。緩和措置を取ってきた外国では
ことごとく一気に感染拡大を被ってきましたが、日本は大丈夫なのでしょうか?

緩和されてもマスクは当分外せそうもない私であります。

さて今回は、型枠ブロックを使って土留め造成の工程を一気に解説していきます。




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施工前です。

隣地とは約80cmの高低差が有ります。
地面から突き出ているのは、鋼管杭です。
地盤が強くないので、補強のために鋼管の杭が
打って有ります。
ClipboardImage

重機(ユンボ)で掘削をします。
掘り上げた土は、埋め戻して使うので
一度敷地内に積置きします。
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長く見えている鋼管杭は、
建築の基礎用の杭です。

ユンボで掘っている所からも
事前に打ち込んである杭が出てきます。
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掘削が完了しました。
擁壁の基礎補強用の鋼管杭が
顔を出しています。これを底版の中に
コンクリートと一緒に打ち込みます。
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不当沈下を防ぎ、
霜柱から擁壁を守るために、
砕石を敷きます。

厚さは100mm。
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砕石をただ入れるだけではダメです。
十分に転圧して締め固めることが
大切です。
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決められた本数の鉄筋を配置します。
砕石の上に鉄筋を置いてはダメです。
コンクリートの中に規定された被り寸法を
確保して配置されなくては行けません。

そのためにグレーのサイコロを挟んで
配筋します。
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両サイドには、基礎型枠を入れて
コンクリートが流れ出ない様にします。

手を抜いて枠を入れないで施工する様では
隣地に越境したり、規定の底版の巾が
確保されていなかったりと
問題が生じてしまいます。
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底版のコンクリートを流し込みます。
鉄筋の下まで確実に流し込むために
バイブレーターという振動する棒を
使います。
使わないで施工するとコンクリートに
空間ができたりして規定の厚さが
確保できなくなり強度が落ちます。
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全体が均一になるように
注意を払って打ち込みます。
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ベースのコンクリートが固まったら
1段目のブロックを積ますが、
ここでは特殊な「ハンチブロック」を
使用します。

底版と壁面の接合部を45°に繋いで
補強をするのです。
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コンくりートが溢れ出ないように
型枠で45°に留めます。
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この斜めの部分をハンチと言います。
その上の段には、3屬1ヶ所づつ
水抜き穴を空けます。写真御黒い部分に
直径75mmの穴が空いています。

土が流失しない様に黒い透水シートを
貼っています。
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水抜き穴の廻りは砂利で埋めて
水が出易い様にします。
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初めに堀った土を戻して
転圧します。
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平らに均せば完成です。
奇麗に造成されました。


今回は、型枠ブロックによる土留めと造成を見て頂きました。
土留めをRC(鉄筋コンクリート)で作ることも有ります。
また別の機会にRC造の土留めもご紹介します。


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